こんな相談を受けました
「教会が亡くなった前任牧師の影をいつまでも求めて、
新しい牧師を迎えようとしない。どうすればいいのでしょう?」
きっとよくある問題だと思います。
今日は「牧師はなんのためにいるのか?」というところから考えてみましょう。
エペソ人への手紙 4:12にはこうあります。
それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためです。
ギリシャ語では「完全に向かって整える」というような意味合いがあります。
それには今ある状態から完全に向かって変化をもたらす、ということが含まれるでしょう。
少しショックなことを言います
牧師はみなさんを変えるために来ます。
「私たちは変わりたくない」と思うかもしれません。教会には大切な思い出があるし、文化もあります。
しかし、変化は必要です。
「私は変わる必要がない」という人がいるなら、それは完璧な人だけです。
また「自分たちのあり方を継続させるために牧師が欲しい」というのであれば、
残念ながら、きっとうまくいきません。
結婚に置き換えると分かりやすいのではないでしょうか?
「自分は変わるつもりはないけど、相手には変わって欲しい。
自分のやり方に合わせてくれる相手が欲しい。」と私たちが言うなら?
そんな相手は存在しません。
もちろん教会の文化は大切。
歴代の牧師が遺してくれたものは評価されるべきです。
しかしそれぞれが限られた時間、神様の許しの中でその教会を導いてきた。
そして新しい牧師もまた、教会をリードするために、神様の許しの中でたてられた。
それはみなさんが知らなかった、さらなる祝福へと導くためではないでしょうか。
牧師は私たちをより良く変えるために神様がたててくださる。
それを前提に招聘を考えていただければ、心が楽になると思います。
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